契りのかたに君を想ふ
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絵美「……………ここは…どこ?
……………………………え!?」
絵美の周りには沢山の死体。
そして…その死体は皆壬生浪士組だった……。
絵美「芹沢さん!?お梅さん!近藤さん!起きてください!土方さん!沖田さん!原田さん、永倉さん!斉藤さん!藤堂さん!山崎さんまで……!」
そして既に息絶えている彼等を何度も何度も刀で刺しているのは壬生浪士組の平隊士と現代で私をいじめていた絵里加達だった。
絵美「辞めて!お願い!!!何でこんなことをするの!?」
絵里加「何で?分からないの?キャハハッ!まじうけるんだけど!お前が楽しそうだからだよ」
隊士「お前なんかいらねぇ。早く死ねよ!!」
隊士「元の時代に帰れっっっ!!!!」
絵里加「やめてよ〜、現代にもこんな奴いらねぇし」
やめて…
…やめて………
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絵美「やめてっっっ!!!!」
バサッ
絵美「っ…はぁ…はぁ…、全部……夢?」
パタパタパタパタパタパタ
スパンッ
梅「絵美〜!街に行くよぉ!……って、まだ、寝とったん!?」
絵美「あ、お梅さん。おはよう」
梅「おはようやんわよ!はよう出かけるよ!段取りしよし!」
絵美「え、ちょ、待って…!」