毒龍の姫=闇姫3
〔sideあんこ〕

一人残された私はいろいろ考えていた。

あ「私が竜輝を好き…。自分の気持ちに気づくのって恥ずかしいんだね」

私はなんだか自分の言ってることが
恥ずかしくてまた手で顔を隠した。

そんな時

ピロリロリーンピロリーン

(ん?電話?誰からだろ)
あ「え⁉︎竜輝から⁉︎え、どーしよどーしよ!」

さっき自分の気持ちに気付いた私は
パニック状態。
あ「と、とりあえず出ないとだめ…だよね!」

そう呟くと私は電話に出た。

あ「も、もしもし!」

私は緊張のあまり声が裏返ってしまった。
(うわぁ〜、絶対に変な人だよ私…)

落ち込んでいると

竜『おう、実わさあんこ家に忘れもんしてさ今から取りに行ってもいい?』

あ「忘れ物?いいよ〜」

竜『ありがと!んじゃ今から行くわ!」

あ「了解!待ってるね!」

電話を切った後に大変なことに気がついた私。
あ「はっ!しまった!今から竜輝くる!こんな格好じゃだめじゃん!」

私は急いで自分の部屋へ向かおうとしたら

ドンっ
あ「きゃっ!」
清「うわぁ!」

部屋から出てきた清哉とぶつかってしまった。
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