毒龍の姫=闇姫3
〔sideあんこ〕

あ「んっ…ここは…」

目がさめると見覚えのない部屋にいた。
だけどこの部屋にいるのは
いいことじゃないのはわかっていた。

あ「早く逃げなきゃ…」

私は逃げれそうな場所を探した。
この部屋にあるのは扉と窓とベッドだけだ。
私は窓から逃げようと考えたが

あ「ちっ、ここ2階か。下手に降りたら音でバレるな」

窓はだめ。
となると残るは扉しかない。
私は意を決して扉を開けた。
そこに広がっていた景色は


なにもなかった。

あ「なにここ…なんもない」

私が不思議に思ってると

??「目が覚めたんだね」

後ろから声がした。
私はびっくりして後ろを見た。
そこにいたのは

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