蒼空
「テニス部、入ってねー!!!」

「ラクロス部、よろしくねぇ!」

校門の前で、各部活のアピールの声が響きわたっていた。
私達と同じ、新入生の数も多くて多くて…。
私と優香子は、人のなみをかき分けながら校舎へと進む。

「優香子っ!クラス表だよっ!」

「えっ!?どこどこ?」

「あっち!」

クラス表を見つけて、そちらにめがけて足を進める。
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