あなたが大好きだから。
学校
当然。学生だから学校に。
「ななか♡おはよ」
喋りかけてきたのは親友の真歩だ。
「おはよー」
友達には心配させたくないから
いつも笑顔でいる。
私は高泉ななか。
どこにでもいそうな普通の女子。
「ななか?なんかあった?くまできてる」
「え?なんもないよ!!あっ勉強で疲れちゃったからかな。」
「ななかわかってるよね?私わかるよ?」
「え?」