ビジネスおネエの長谷川君
『は』せがわ はる
『ひ』やま けんしん
『ふ』じうら まき


うぉーーーーーーーーー。


俺達の間に割って入ってる。


駄目じゃん。


もしも、3人が同じクラスだったとしたら(あのオオカミ男が何歳だか知ったこっちゃないけど)、俺と藤浦さんの間じゃん。


邪魔なんですけど。


そしたら、俺は、オオカミ男の授業中の安眠を守る盾となり。


オオカミ男が、藤浦さんと桜の花びらのあの素敵なシーンを目撃する事となり。


……なんかもう、色々駄目じゃん。
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