ビジネスおネエの長谷川君
「……ねぇ、話、聞いてる?」
ふと気が付くと、目の前にゆりあの顔。
「……!!!聞いてなかった……」
ついつい、回想に引っ張られてしまって。
「んじゃ、もう1回言うけど、今日ラストまで一人でホールお願い出来る?」
「はぁあ?!」
「わこちゃんが風邪引いちゃったんだって」
わこちゃん、とは、このカフェのホール担当で。
25、6歳だったはずだけど、下手したら10代と間違われる位童顔だ。
いやいや、今はそんなことどうでもいい。
「代わりの奴いねーの?」
「……居ないからあたしが来てるんでしょ」
「じゃあ、ゆりあが出ればいいじゃん……」
「出たくないからお願いしてるんでしょ」
……あーヤダヤダ。
これだから気の強いオンナって苦手。
それが、お願いする態度かっつーの……。
ふと気が付くと、目の前にゆりあの顔。
「……!!!聞いてなかった……」
ついつい、回想に引っ張られてしまって。
「んじゃ、もう1回言うけど、今日ラストまで一人でホールお願い出来る?」
「はぁあ?!」
「わこちゃんが風邪引いちゃったんだって」
わこちゃん、とは、このカフェのホール担当で。
25、6歳だったはずだけど、下手したら10代と間違われる位童顔だ。
いやいや、今はそんなことどうでもいい。
「代わりの奴いねーの?」
「……居ないからあたしが来てるんでしょ」
「じゃあ、ゆりあが出ればいいじゃん……」
「出たくないからお願いしてるんでしょ」
……あーヤダヤダ。
これだから気の強いオンナって苦手。
それが、お願いする態度かっつーの……。