ビジネスおネエの長谷川君
「お、お疲れ。仕事終わり?」
「そー……ねぇねぇ。何その魅惑的な物体」
藤浦さんが鼻をひくひくさせる。
もー!お前の方が小動ぶ……、いや、しつこい。やめよう。
「職場の、まかない的な」
「うわー、いいなーいいなー、食べ物扱うところって、そういうの、いいね」
……それにしても。
この、藤浦さんの距離の縮めようは何だろう。
俺、ひとっこともおネエ言葉発してないんですけど。
藤浦さんのお腹がぐうぅと鳴った。
「……聞こえた?」
白い頬が赤くなる。
確かに、男の俺でも人前でそのボリュームでお腹鳴ったら赤くなるかも、ってレベル。
「そー……ねぇねぇ。何その魅惑的な物体」
藤浦さんが鼻をひくひくさせる。
もー!お前の方が小動ぶ……、いや、しつこい。やめよう。
「職場の、まかない的な」
「うわー、いいなーいいなー、食べ物扱うところって、そういうの、いいね」
……それにしても。
この、藤浦さんの距離の縮めようは何だろう。
俺、ひとっこともおネエ言葉発してないんですけど。
藤浦さんのお腹がぐうぅと鳴った。
「……聞こえた?」
白い頬が赤くなる。
確かに、男の俺でも人前でそのボリュームでお腹鳴ったら赤くなるかも、ってレベル。