ビジネスおネエの長谷川君
フンフンフーーーーン♪……と、ご機嫌なゆりあの鼻唄が遠ざかっていく。
いいご身分だな、と心の中で毒づくも、実際にゆりあは″いいご身分″な事を思い出し、気持ちがシラケる。
俺を“おネエキャラ”として売り出し(?)たのは、ゆりあで。
発端は再会時の俺のただの冗談だったんだけど、それがえらく気に入ったらしく……。
結果、うまくいっているので文句を言うつもりはない。
いつまで″おネエキャラ″を貫くのかは、未定。
でも、おネエキャラでいくと急に女の子と距離が縮まるのは不思議だ。
イケメンなだけだと、自信家ばかりが声をかけてきがちだけど、おネエキャラは割りとおとなしいタイプの子も心を開いてくれる。
女装癖もないし、恋愛対象は女の子だし、口調が違うだけなのに……。
いいご身分だな、と心の中で毒づくも、実際にゆりあは″いいご身分″な事を思い出し、気持ちがシラケる。
俺を“おネエキャラ”として売り出し(?)たのは、ゆりあで。
発端は再会時の俺のただの冗談だったんだけど、それがえらく気に入ったらしく……。
結果、うまくいっているので文句を言うつもりはない。
いつまで″おネエキャラ″を貫くのかは、未定。
でも、おネエキャラでいくと急に女の子と距離が縮まるのは不思議だ。
イケメンなだけだと、自信家ばかりが声をかけてきがちだけど、おネエキャラは割りとおとなしいタイプの子も心を開いてくれる。
女装癖もないし、恋愛対象は女の子だし、口調が違うだけなのに……。