いつも恋して・・・
出迎えてくれたのは・・・まぎれもなくスミス氏だった。


昨日の強烈な威圧感とは打って変わって、ご夫人と一緒だからか表情がとても柔らかい。


「よく来てくださいました~(^0^)」


梨佳子はスミスにエスコートされて店の奥に入って行く。


廉は夫人と一緒に席に着いた。


朝は取り次いでもらえなかったのに・・・何故食事に招いてもらえるのか廉にも梨佳子にも全く検討も付かなかった。


「昨日は・・・」


廉がいきなり立ち上がって謝罪しようとしたら・・・


「今は食事の席だから・・・仕事の話はしないでくれたまえ!!」


「????」


『マジでただの食事?!』


廉はより一層小首をかしげる。


「この方がアナタが昨日おっしゃってた女戦士ね?」


『???女戦士(-0-)?』


梨佳子と廉はまた首をかしげた。


「初めまして・・・(^-^)」


梨佳子はスミス夫人に握手を求められた。


「はっ初めまして・・・・」


「おどろいてるんでしょ~いきなり食事に誘われて(^0^)」


「・・・・ハイ正直おどろいています(>0<;)」


梨佳子は素直に答えた。


「・・・正直な方ね!」


「主人は昨日アナタのファンになったそうよ(^0<)」


「えっ・・・( ̄0 ̄;)?!」


「あっあの・・・」


梨佳子と廉は面食らってしまって言葉を失った。



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