いつも恋して・・・
「お前さ~っちゃんと分かってんの?」


「何ですか?」


「夫人もスミス氏も梨佳子を気に入ってるんだよ!!」


「マジで誘われたりしたら・・・(>0<;)」


「さっきだって俺が言わなかったら、ノリで息子さん紹介される所だったろ!!」


「お前はyes Noが曖昧なんだよ!!」



クスッ♪


「でもさっきは・・・廉さんがNOって言ってくれたでしょ~(^-^)」


「嬉しかったです!」


呑気に喜ぶ梨佳子に・・・・


「それは前にも言っただろ~=3」


「ちゃんと予約もしたし!!(>3<)」


少し照れながら廉は言った。


「ハイッ♪ありがとうございます!」


「ありがとう?!」


「何でありがとうなの?!Yesじゃないの?」


「・・・・(^-^)」


「NYから戻って社長就任式が終わったら、正式にご両親の所に挨拶しに行くよ(^0<)!」


「・・・。」


梨佳子は嘘ではないとは思いつつも、廉が本気で言ってるのだと思うと少し戸惑った・・・・


『本気で言ってるよね・・・(+_+;)この人は自分の立場をまだ分かっていない・・・私は結婚なんて望んでいないのに・・・』


梨佳子は廉を愛するどこかで、いつもブレーキをかけている自分と戦っていた。


横で自分の為にプリプリ怒っている愛しい人・・・


「明日は行くんだね(¬0¬;)」


廉は不安に思いつつも、梨佳子の意見を尊重した。



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