いつも恋して・・・
「・・・・恐れ入ります・・・」


「では後日、日本に伺います。」


スミスは廉の社長就任式の後、日本に契約をしに来るという予定を言って電話を切った。


「・・・素敵な秘書?」


社長はスグに廉に電話を入れた。


♪~♪~

(社長)


「もしもし」


「今・・・スミス氏から直接電話があって、契約をするって言ってこられたよ!!」


「えっ=3」


廉は一瞬言葉を失った。


「よくやったな!!」


「そちらに連絡が入ったんですね!」


「それでは・・・契約は・・・確実って事ですよね?!」


廉はもう一度念押しのように確認した。


「そうだ!」


社長の一言で廉は肩の荷がすべて下りたような気がした。


「よかったぁ~」


「就任式が終わったらこちらに来てくださるそうだ!」


社長は廉に労いの言葉をかけて電話を切った。



♪~♪~

「もしもし」


廉はスグに秘書の伊藤に連絡を入れる。


「決まったぞ!!」


「・・・?」


「今、社長の方にスミス氏から直接連絡が入ったそうだ!」


「では、契約は決定なんですね?」


「やったな!!」
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