いつも恋して・・・

ネットと就職情報誌とを交互に目を通した。


『なかなか希望通りってないよな～今までが恵まれすぎてたから・・・』


梨佳子は一般締めで色々と探し何件は面接を受けてみようと会社を抜粋してみた。



～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～


トントン”


社長に調査を依頼されていた事を日余が報告に来た。


「社長、先日の専務のＮＹでのお話ですが・・・・」


社長はデスクからテーブルの方に席を移した。


「専務はスミス氏と打ち合わせに遅刻なさいまして、その時にフォローをしたのが女性です。」


「女性だと？！」


社長は首をかしげた。


「その女性を調べましたら・・・」


秘書は少し言いかけて・・・言いづらそうに少し声が小さくなっていった。


「何だ＝３ハッキリと言え！！」


社長は煮え切らない秘書の態度にいらついて声を荒げた＃


「・・・・。」


秘書は大きく息を吸ってから答えた。


「山内梨佳子さんです！」


「？？？」


「あの秘書課にいた山内さんか？」


「そうです・・・」


「何だアイツは１人で仕事する自信がなくて、山内さんにＮＹまで付き添ってもらったのかぁ・・・山内さんは結婚前だってのに・・・」


社長は筋違いな想像をしていた。


「あっハイ」


秘書は言うべきか少し悩んでから、


『報告はすべてするべきだよな・・・（－０－；）』


と思い・・・


「社長・・・そうではないようです。」