いつも恋して・・・
「下にいるから早く降りて~(^O^)/~~ 」



いつものように廉は自分の用件だけを言って電話を切った。




梨佳子は急いでデスクを片付けてスグに裏口に下りて行った。



駐車場には大きな黒の外車のワゴンと、初めて見るカジュアルな格好の廉がいた。



「乗って(^O^)」



廉は助手席のドアを開けた。



「えっ~!?」



助手席に押し込まれるように梨佳子は乗せられた。



「何時間待たせるつもり(`ヘ´)!?…17:30から待ってるのに!!」




約束をした覚えはないのに… 何故???



梨佳子は怒っている廉の理由が分からなかった(?_?)



「何処に行くんですか?」



訳も分からずに車に乗ったので、一応聞いてみた。



「ご飯食べに行くに決まってるでしょ( ̄^ ̄#)」



一緒に行くと言った覚えもなく、約束をした訳でもないのに勝手に食事をする事になって



いた。



「着いたよ(^_^)」



何も言えないまま廉の知っているお店に到着した。



廉はあまりにお腹が空いていたのか、座ったと同時に注文し始めた。



注文をし終わって一息着いたら…




「昨日のコンペの事気にならなかった!?」



突然不機嫌な顔で言い出した。



「...... ( ̄□ ̄;)!!っ一日中気になってましたよ!」



梨佳子は慌てて答えた。



「じゃー何で電話くれなかったの?普通気になってたらするでしょ~O(`ヘ´#)"O」



廉は怒ってるといいよりは、少しスネているように見えた。




「専務にそんな事で電話なんてできないですよ。°・(>_<)・°。」



梨佳子は1週間で慣れたとは言え専務に、



「調子はどうだったんですか?」



と電話を入れれる程図々しい性格ではなかった。



(`ε´)


廉はふて腐れたまま何も言わずに運ばれてきた料理を食べだした。


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