いつも恋して・・・
「ありがとう・・・」


「これだけの条件を整えてくれただけで十分していただいてるから・・・」


「明日までに準備しておきます。」


「何かお手伝いさせてください!!」


「私の荷物は少ないから・・・大丈夫。」


「・・・分かりました、では明日お荷物を引き取りに伺います。」


秘書が帰った後、梨佳子は淡々と片づけを始めた。


何も考えないように、ただひたすら手だけを動かした。


思い出と言うほど、長い時間廉と過ごしたわけでもないのに・・・


片付けていれば、すべての物に廉の姿を感じる。

引越しの荷物を運んだ姿まで目に浮かぶ・・・


梨佳子は夜までかかって、廉の思い出を1つずつ箱にしまった。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「アイツ本気で電話してこないつもりか!!!(-0-#)」


廉は夜になっても一度も連絡のない梨佳子に腹を立てていた。


『何で訳の分かんない我慢しなきゃいけないんだよ=3 女って・・・#』


「そっちが言い出したんだから、かけてくるまで電話しないからな!!!」


廉は電話に向かって怒っていた(`へ´#)!!


その日の夜、廉は何度もメールの新着問い合わせをしていた。


(-”ー#)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


♪~♪~


「お母さん」


梨佳子は実家に電話を入れた。


「梨佳子どうしてんの?」


「仕事は?!・・・前に言ってた好きな方は?」


「・・・うん・・・(-_-;)」


「たまには帰って来なさい=3 お父さんも心配してるから!!」
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