いつも恋して・・・
梨佳子は秘書がエレベーターで上がって来る少しの間に、思い出をたくさんくれた廉の部屋にお礼を言った。


「ありがとう・・・」


ピンポン゛


「失礼します。」


「宜しくお願いしますm(_ _)m」


梨佳子は秘書に深々と頭を下げた。


「あの・・・申し訳ありませんが荷物は実家に運んでいただけますか・・・」


「それでいいんですか?」


「ハイ、昨日話してきましたから・・・」


「承知しました。」


荷物が運び終わった後、梨佳子は秘書と一緒に部屋を出た=3


「これ・・・」


秘書は梨佳子に飛行機のチケットを渡した。


チケットを受け取って日付を見たら就任式の2日後になっている。


「何も就任式の日に慌ただしく出発することもないでしょ~もし不都合でしたら取り替えますのでおっしゃってください(^-^)」


秘書は梨佳子に専務と会う時間をつくってやろうと、出発日をずらしていた。


『会うのは自由です・・・山内さん・・・』


「ありがとう~ゆっくりさせてもらってから発ちますね・・・」



「あさっての就任式ですが・・・」


秘書は時間と場所を伝えてマンションを後にした=3


『就任式・・・・最後の日か・・・』


梨佳子は就任式のチケットを見ながら大きなため息をついた(;-0-)=3



♪~♪~

「もしもし」


「どうしたの?!」


梨佳子は智美に連絡をした。


「今日か明日か時間ない?」



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