いつも恋して・・・
車の中では梨佳子と会話することもなく、廉は打ち合わせの資料に目を通している。
現地に向かって半分も行かない間に、移動時間が夕方だった為に渋滞で車が動かなくなっ
てしまった。
運転手もどうする事もできなく、刻々と予定時間に迫り焦っていたら、
「降りよう!!」
「電車で行こう!!」
廉は梨佳子の手を取って車を降りた。
廉の歩幅は梨佳子にとっては小走りで息を切らせながら後を着いて歩いた。
電車はほとんど乗った事がないはずなのに、大丈夫かしら?
そう思いながら地下鉄の階段を下りた。
電車もラッシュの時間で前に進むのも人を避けて歩かないといけないくらいで、廉にはラ
ッシュは初めての経験だった。
電車に乗り慣れていない廉を少しでも不快にさせないように壁側に立たせ自分は吊り革を
持って立っていた。
真っ直ぐに立つのがやっとの状態…
グラッ=3
「ひゃ~(∋_∈);;」
電車のブレーキがかかったとき、梨佳子はこけそうになった所を、
廉は梨佳子の腕を掴んで自分の方に引き寄せた。
現地に向かって半分も行かない間に、移動時間が夕方だった為に渋滞で車が動かなくなっ
てしまった。
運転手もどうする事もできなく、刻々と予定時間に迫り焦っていたら、
「降りよう!!」
「電車で行こう!!」
廉は梨佳子の手を取って車を降りた。
廉の歩幅は梨佳子にとっては小走りで息を切らせながら後を着いて歩いた。
電車はほとんど乗った事がないはずなのに、大丈夫かしら?
そう思いながら地下鉄の階段を下りた。
電車もラッシュの時間で前に進むのも人を避けて歩かないといけないくらいで、廉にはラ
ッシュは初めての経験だった。
電車に乗り慣れていない廉を少しでも不快にさせないように壁側に立たせ自分は吊り革を
持って立っていた。
真っ直ぐに立つのがやっとの状態…
グラッ=3
「ひゃ~(∋_∈);;」
電車のブレーキがかかったとき、梨佳子はこけそうになった所を、
廉は梨佳子の腕を掴んで自分の方に引き寄せた。