いつも恋して・・・
「あの・・・・=3」


廉の声に振り向いた梨佳子を壊れそうな勢いで抱き寄せた。


「・・・・(≧0≦;)」


梨佳子はあまりに強く抱きしめられて声も出せない。


「お前・・・」


抱きしめる廉も、何の言葉も思いつかない・・・・


梨佳子は廉の腕を少し緩めた。



廉は外されそうになった自分の腕にもう一度力を込めた=3


「もう放さないから・・・・」


やっとの思いで話せた言葉は放さない・・・・



放せない・・・・


離れられない・・・・


梨佳子は抱きしめられた腕の強さに必死で涙をこらえていた。


自分から去ったのに泣くなんて(>_<;)


廉は梨佳子の顔を覗き込んだ。


梨佳子は廉の目を見ることができずに目を逸らした。


廉は梨佳子を抱いて部屋の奥に入り、


ソファーに荒っぽく座らせた=3



「・・・・。」


「理由を教えてくれ!」


「・・・・。」


先ほどまでの壊れてしまいそうな表情はなくなって、


いつもの強気な廉になっていた。


「理由を言え!!」


何も答えない梨佳子の頬をグッと押さえて、


「俺の前から黙って去った理由を言って!!」
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