いつも恋して・・・
第9章
「山内と申しますが、田畑社長お願いできますか？」


「・・・・（￣□￣；）！！！」


直通電話を受けたのは伊藤だった。


「山内様でございますか？！」


伊藤は聞き間違いではないか・・・ともう一度確認をした。


「はいっ。」


梨佳子の父親に間違いなかった。


「少々お待ちくださいｍ（＿　＿）ｍ」


伊藤はそのまま電話を回さず、社長の部屋のドアを叩いた＝３」


ドンドン”


「ハイッ」


廉は伊藤の慌てぶりに驚いた＝３


「どうした？」


「山内様からお電話です！！」


「えっ？！誰からって？」


「山内さんのお父様です！！」


廉も心の準備ができていなかったとばかり慌てるしかできない・・・


伊藤は受話器を廉に持たせ、


電話をつないだ。


「・・・・。」


「・・・っあのあ・・・」


「お待たせしました（＞０＜；）」


慌てて頭が真っ白になっている廉は何故か椅子から立ち上がって電話に出た。


「お忙しい所スミマセンｍ（＿　＿）ｍ山内梨佳子の父でございます。」


「いえっ・・・ご無沙汰しております。」


毎日通い詰めていた時に梨佳子の父親に言われてから何度か連絡はしていたものの、ここしばらくは家に伺ってなかったので、梨佳子の父親と話をするのが久しぶりだった。


「今、お話してもよろしいでしょうか・・・・？」


梨佳子の父親は丁寧に話した。


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