いつも恋して・・・
「結構です。」


「近々お時間いただけますか?」


「・・・・。」


廉は緊張で口の中が一瞬で乾いた。


「はい、もちろんです。」


「お時間は合わせます、いつがよろしいでしょうか?」


廉は今すぐにでも会いたい気分だった。


「田畑さんの都合で結構ですよ!」


「ありがとうございます、少しお待ちいただけますか?」


廉は伊藤に予定を聞いた。


「今日でも大丈夫です!予定は変更しますので(^0^)b」


伊藤は笑顔で廉に答えた。


「ありがと~(>人<;)」



「お待たせしました。」


「急ですが、今日はいかがでしょうか?」


はやる気持ちを抑えながら落ち着いて話した。


「分かりました。」


「お伺いすればよろしいでしょうか?」


「いえいえ、私が伺いますよ(^-^)」


「では、お迎えの車を用意致します。」


「・・・そんな!!自分で行きま・・・」


「いえ・・・そうさせてくださいm(_ _)m」


「・・・そうですか・・・ではお願い致します。」


梨佳子の父親は廉の勢いに負けて迎えの車で行く事を承諾した。


廉は電話を切ってから・・・ふと伊藤の顔を見上げた。


まるでどうしよう・・・(>0<;)


とでも言いたげな顔で・・・


「・・・・。」


2人は言葉のないまま、梨佳子の父親にこれから話されるないように思いを巡らせていた。
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