いつも恋して・・・
「見ちゃいました? 」


「もう~恥ずかしいじゃないですか~(*^_^*)内緒にしてくださいよ♪」


と大田は恥ずかしがる事もなく去って行った。


『恥ずかしいのは、こっちなんですけど…(‐o-;)』


梨佳子は思わず呟いた。


大田から少し時間を置いてデスクに戻った。


♪~♪~


廉から電話が かかってきた。


「用事があったんじゃないの?」


至って普通…に言われた。


梨佳子はどんな顔をして行ったらいいのか。。。(〃_ _)σ∥


スイマセンでした!?と言うべきなのかな…?


ウダウダ考えながら専務室をノックした。


「書類の確認をお願いします。」


全く目を合わせないように書類を差し出した。



廉は書類に目をやりながら


「さっきのは、別に関係ないから…」


ボソっと言った。


梨佳子は何も言わずに顔をあげず、返してもらった書類を手に取って部屋を出る。


「関係ないって…」

いつもなら誰よりも遅くまで仕事をしている梨佳子だが、今日は退社の時間と同時に席を立った。


「あっ!!」


廉も退社時間を確認して自分の部屋のドアを開けた。


廉が専務室から出て来た時には既に梨佳子の姿はなかった。


「山内さんは?」


「退社したみたいです(^_^;)」


梨佳子のデスクは綺麗に整理されていた。


廉は部屋にスグ戻り梨佳子の携帯を鳴らした。



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