いつも恋して・・・
重役達が廉に吹っかけてきそうな質問を、全部答えれるようにデスクには山のような資料が積まれ、



退社の時間になっても全く終わりそうにもなかった。




(; ̄_ ̄)=3『ハァ…なんで私があんな奴の為に…』




カチカチと気ぜわしくパソコンを叩く横を廉が通り過ぎた。




「どこか行こうかぁ(^o^)/歓迎会してくれる!?」




廉は山積みにされた資料が自分の為とも知らずに、秘書課の女の子を誘っている。




「お先です~♪」




廉と女の子達は去って行った。




「社長の為、社長の為…」




結局11時までかかって廉のカンニングペーパーを仕上げ、




秘書課の明かりを消して帰ろうとしたら…




専務の部屋で携帯が鳴っているのに気がついた。




どうせ、あの人にかかってくる電話なんて大した用事ではないだろうと無視して帰ろうと



思ったけれどあまりにしつこく鳴り続いたので電話に出てみる。




「もしも~し(`o´)あなたは誰ですか?」




廉本人からだった。




梨佳子はすぐに廉が酔っているのだと声で分かった。




「山内です。お部屋に携帯電話お忘れでした。 」




梨佳子は冷たく答える…




明日の会議で廉が恥をかかないようにと残業して資料を作っていた間、この人は女の子達



と飲んでいたんだ(-_-#)




さすがに仕事とはいえ頭にきてムッとしていたら…




「山内さん~ここまで持って来てよ~(*^_^*)」




廉は悪びれる事もなく頼んできた。
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