いつも恋して・・・
「ちょっと来てくれる→」


梨佳子は専務室に来るように言われた。


「・・・?」


「失礼します。」


廉はドアを閉めてソファーに梨佳子を座らせた。


「今日社長とご飯行ったって?何か言われた?」


「・・・お見合いの事を気にしてくださってて、少しお話しただけです。」



「あーそう=3」


明らかに声のトーンが低くなって、


「で?!山内さんは何とお答えになられたんですか???」


「相手の方を気に入ってらっしゃるんですか?」


嫌味っぽく言われた。


「・・・・ここでお話するような事ではありませんので=3」


廉に嫌味っぽい言い方をされたので少し強気に言い返した。


「じゃー仕事が終わってから話しましょ~(^_^)/」


廉は勝った!!と言った顔で笑った後、急に仕事をし始めた。


梨佳子は罠にでもハメられたかのような気分でタジタジになった(ToT)



♪~♪~

退社時間を過ぎて廉から電話がかかってきて、


「駐車場にいるから終わったら降りてきて~」


勝手な用件を言ってとっとと電話を切った。


梨佳子は距離を置こうとすればするほど強引になってくる廉の態度が不安で、


自分の気持ちに気づかないようにするのがいっぱいいっぱいになってきていた。


(>_<;)


『これ以上一緒にいたら・・・』


自分の立場を全く分かっていない廉とどう接するべきか考えていたら・・・



♪~♪~


「ハイ、秘書課・・・。」


「早く来い!!#」


「あっハイっっ・・・」


結局断る事もできずに廉の待っている駐車場に行く事になってしまった。








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