いつも恋して・・・
「寂しいでしょうね~仕事を増やしてくれる人がいないと・・・」


「マジで言ってんのに・・・(-0-#)」


「NYの仕事を任せてもらえるなんてすごいじゃないですか(^0^)」


「余計な事を考えずに頑張って来てくださいね(^0<)」


「俺がNYに行ってる間はあの人とご飯食べる?」


梨佳子は少し目をそらした。


廉は梨佳子の手をパッ=3っと離して、


「梨佳子さんは逃げ方うまいよな~困ったら黙るもんな~」


「・・・・俺が困らせてる?・・・・よな。」



廉がそんな口調になったのが初めてだったので梨佳子は少し動揺して、



「・・・・。」


廉の顔を覗きこんだ。


「NYから帰ったらデートいっぱいしよ~な~」


廉は梨佳子の困った顔を見て急に空気を変えた。


「ハイ・・・。」


梨佳子は申し訳なく返事をした。



廉は家の少し手前に停車し、


「明日は会社に寄らずに行くからもう少し顔見てから帰ってもいい?」


梨佳子は、こそばゆくなるほど嬉しくなった。


「頑張って来てくださいね!!」


「そんなに応援したいなら一緒に行く?!」


「その方が俺は頑張れるけど(>3<)」


「( ̄〇 ̄;)!!何言ってるんですか~」


廉はムキになってる梨佳子を見て笑った。


「あっ~~~実は専務は本気で寂しいんでしょ~~~」


梨佳子は廉の顔を覗きこんで、


「だーかーらー寂しいって言ってるでしょ!!!!」

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