ツンデレ君の虜。【完】
私達が選んだのは…
「それでは山登りについて説明をいたします。」
そう。山登りだ。
山登りとはひたすら山を登ることである。
「ほら…見てみなよ。10人しかいないよ?!」
雛が大きなため息をつく。
この山登りを選んだのは…私達を含め、たったの10人。
岬の姿は見当たらないのでほかを選んだらしい。
でも…
「登りきった後の景色が最高!…らしいんだよ!」
「ったく…まぁあんたに振り回されるのはもう慣れたけどさ…」
そう言い雛は立ち上がった。
「ほら。…ひたすら登るよ。」
「うん!」
私、頂上までの道のりがどれだけ険しいものでも…
雛と一緒ならどこまでも行ける気がするよ…!!
…なーんて言ってたけど。
「きつぅっ…!!」
「はぁ?もうギブアップ?!頑張りなさいよ!」
雛に背中をたたかれる。
だって私、帰宅部だもの…!!仕方ないじゃん!
「ほら、早く行かないと置いてかれるよ?」
「うーん…!!」
私は返事をしながらも重たい足を動かす。
つか坂道きつすぎでしょ?!
確かにこれだけ疲れれば最後の頂上の景色には感動するけど…!
「もういやぁぁっ!!」
そう叫んだ時にはもう私と雛の目の前にみんなの姿はなかった。
「それでは山登りについて説明をいたします。」
そう。山登りだ。
山登りとはひたすら山を登ることである。
「ほら…見てみなよ。10人しかいないよ?!」
雛が大きなため息をつく。
この山登りを選んだのは…私達を含め、たったの10人。
岬の姿は見当たらないのでほかを選んだらしい。
でも…
「登りきった後の景色が最高!…らしいんだよ!」
「ったく…まぁあんたに振り回されるのはもう慣れたけどさ…」
そう言い雛は立ち上がった。
「ほら。…ひたすら登るよ。」
「うん!」
私、頂上までの道のりがどれだけ険しいものでも…
雛と一緒ならどこまでも行ける気がするよ…!!
…なーんて言ってたけど。
「きつぅっ…!!」
「はぁ?もうギブアップ?!頑張りなさいよ!」
雛に背中をたたかれる。
だって私、帰宅部だもの…!!仕方ないじゃん!
「ほら、早く行かないと置いてかれるよ?」
「うーん…!!」
私は返事をしながらも重たい足を動かす。
つか坂道きつすぎでしょ?!
確かにこれだけ疲れれば最後の頂上の景色には感動するけど…!
「もういやぁぁっ!!」
そう叫んだ時にはもう私と雛の目の前にみんなの姿はなかった。