真実を求めて
「あの、茶髪で背が高くて…」

「えっ?将人のこと?」

「あの人のこと知ってるの?」

「知ってるもなにも、同じ中学だったの」

「そうなんだあ!やっぱりモテたよね?」

「そりゃあねぇ、みんなの王子様だったわ」

「じゃあ、私には無理かなぁ…」

「そ…かな?」

「うん…だって私より可愛い子いっぱいいるでしょ?」

「穂夢蘭は十分可愛いよ♡」

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