ココロの記憶
「君と一緒にいられるこの時間が、俺の楽しみ。
今の俺の生き甲斐。
これからはもっと君の近くで、君と一緒に、この時を過ごしていきたい。
いつまでも、この幸せな時間が続くことを祈って…
今、君に俺の気持ちを伝えます。
君のことが大好きです」
良輔くんが照れた様に顔を赤く染め、恥ずかしそうに視線を下に落とした。
そして携帯を開き、簡単に操作すると、すぐに閉じてポケットに戻した。
「それでは聞いてください。
《Happy time.》」