《大.落》♥ やらかしちまって!〜眠り姫★

「うん、よろしくね」

「一子姉、御飯温める?」
不二子が聞いてきた。


「ううん。いい。食べてきたから」

「えー、食べてきてもいつもは足りないって食べるじゃない。具合悪いの?」
心配そうな顔した末子が、居間に上がる一子の後をついてまわる。


「うん、そうなんだけど……今日は……いいや。ごめんね、不二子。明日食べるね」


「いーけどさ、ほんとに大丈夫? 風邪かなぁ」不二子まで心配し始めた。


「大丈夫だから。食欲があんまりでないだけ……お風呂あいてる?」

一子の言葉に不二子と末子は、驚いたような表情をしている。



「……あいてるけど……」
末子と顔を見合わせた不二子が不思議そうな顔をして答えた。

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