気づいたら……♡♡
『親族の方は、今日ご一緒ですか?』
『いいえ、友達と来ました。』
『そうですか。』
さっきから思っていたのだが、やっぱり顔がにている。
『そういえば、片野っていうんですよね?もしかして、うちの大学病院の準教授の娘さんですか?』
彼女は、びっくりしていた。
『はい、そうですが、』
『やっぱり一目見たときから似てるなとは、おもったんですけど、笑い方がそっくりだったもので』
『じゃあ、このこと準教授に伝えておきますね。』
彼女は、申し訳なさそうに
『お願いします。』
といった。