過去…でも好きになってもいいですか?
放課後

「咲!また明日ね!」

「あ〜!愛海また明日ね!バイバイ☆」


愛海が帰った後、私はまだ海翔と話していた。



すると横から咲希が顔を出した


「咲〜!帰ろ!…あれ?そちらは?」


「あッ!ごめんね咲希…えっと‥こちらは私の隣の席の関口海翔くん。で、こっちは私の中学からの友達の倉持咲希!」



「やほ☆倉持咲希です☆」


「ど〜も☆関口海翔です!
てか‥二人共同じ名前!?しかも外見も似てる気が…」


「あは…似てるでしょ?他人なんだよ?よく双子に間違えられたけど‥ね☆咲希?帰ろっか?」


「うん!たまに双子で通した時があったよね☆そーだね!帰ろ♪ぢゃまたね関口くん」


「また明日ね☆海翔!」


「おぅ!じゃ〜な♪咲!倉持さんも」









帰り道、咲希からこんな事を言われた。

「咲があんなイケメンと話してる所、初めて見た!!何があったの!?」


「んな大げさな…海翔とは席が隣で海翔から話し掛けてくれたの。」


「ほら!その海翔って呼んでる事にもびっくりしたよ!?咲はあの恋があるから…」


「それはあっちが海翔って呼んで!って言ったから。
咲希…。あの恋の事は言わないで。私はもう大丈夫だから…」

「そーなんだ。わかった。ごめんね?無理しないでよ!」


「ありがとう。海翔とはあの時みたいにはしたくない。」


「えっ?咲…もう関口くんの事が…?」


「わかんない。けど…翔みたいにはしたくないって思ってる」

「そっか。ちゃんと相談してね?絶対だよ!?」


「わかった。ありがとう!じゃまた明日ね☆バイバイ☆」


「バイバイ☆」







咲希…ありがとう
< 5 / 8 >

この作品をシェア

pagetop