【完】銀髪ヤンキーとヘタレ少女


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片岡くんと付き合ってから一週間。



正直に言えば、本当に付き合ってる? と思ってる。



だって、連絡も取り合わないし、もともと校内で会うことは少なかったから会うこともないし、実はあれは夢だったんじゃないか、なんて



そんな脳内お花畑状態になっているときに、彼は現れた


「今日一緒に帰れる?」


銀色が今日も眩しい。


廊下の窓から射し込む太陽の光によって、余計にキラキラと輝いて見えた


「か、帰れます」

「じゃあ放課後迎え来る」


ニコッと笑う片岡くん。


今気がついたけど、片岡くんの笑顔って、八重歯が覗いて、えくぼができるから、すごくかわいい。


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