【完】銀髪ヤンキーとヘタレ少女



片岡くんと帰るのは付き合った日以来だ


それどころか話しをするのすら、付き合った翌日にお昼を一緒に食べた日以来



あれ、? 付き合おうって言ってきたの片岡くんだよね?


なんでわたし放置プレイなの?




いや、むしろそっちの方がいいけど!


じゃなくて、わたしは今日片岡くんに帰ろうと誘われまして、帰ると返事をしてしまいまして。

…放課後まで心の準備をしておこう。うん



もうチャイムが鳴ると言うのにのんびりと自分の教室を通りすぎていく片岡くんの背中を見つめて重たいため息をついた


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