【完】銀髪ヤンキーとヘタレ少女
素直にうなずけば、彼女はもっと心配そうな顔をした
「んー……言った方がいいのかなぁ」
なにを?
その口調からして、わたしにとってあまりいいことじゃないとわかる
「実はね? リンが麻波ちゃんのこと遊びだって言ってたんだけど……」
「え……」
「昨日二人きりで遊んだときにそう言っててね? あなたのこと心配になっちゃって」
え?
ちょ、ちょっと待って
ダブルパンチきた。
ダメージ重い。
これは、さすがに、きつい