【完】銀髪ヤンキーとヘタレ少女


お金を払おうとしたら付き合わせてるお詫びと言っておごってくれた。


案外優しい人みたいだ。


……見た目すごく怖いけど。


「リンのこと好きになったんだろ?」


チーズバーガーセットと、わたしのポテトがのったトレー


それを挟むように向かい側に座った城田大輔の突然の言葉に、声をつまらせた


「……し、城田大輔さんっ、それはっ、」

「フルネームでさん付けかよ」


変なやつ。


そう言ってチーズバーガーにかぶりつく



え、えぇっ、変なやつって!



フルネームでさん付呼びは、完全に城田大輔の見た目とド直球な質問が悪いと思うんだけ。


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