【完】銀髪ヤンキーとヘタレ少女
こんなこと、本人には絶対言えないけど
「で? リンのこと好きなんだ?」
つまらなそうな顔をしているのがなんだか癪だけど、小さくうなずいた
すると、またつまらなそうに、そして興味なさそうに「ふーん」とこぼす
「あの……どうしてそんなことを?」
静かにわたしを見つめる……というか、睨んでる? すごくすごーく怖いんですがっ!
もうチーズバーガーを食べ終わって、飲み物を飲むその姿でさえ怖い。
「……あんた好きな男のこと信じられないんだ? 本当変わってるな」