Love.〇〇(アイツ)
──────────
「おい、コラ!!!!!」
校門に向かって歩いていると、後ろから声をかけられた。
いや、違う。
怒鳴られたのだ。
「あ、泉!」
振り返ると眉を寄せていかにも不機嫌ですオーラをだしている男がいた。
名前は、泉(イズミ)
莉一の弟だ。
「お前らどこいくんだよ」
「え?カフェだけど…………」
そう答えると、泉はさらに不機嫌さを増した。
「…………俺も誘えよ…!」
「ほんと泉は未月のこと大好きだよねー!」
莉一の隣からヒョコっと顔を出した愛奈がちょっかいを出す。
「ちが…!バカ女!」
「はぁー?!
私よりバカな泉に言われたくないんだけど!
ほんっっっと生意気!」
小学生の頃から顔を会わせる度にこういう喧嘩ばかりの二人だが、意外と仲良しらしい。
「はいはい、早くマカロン行こっ!」
一応、一番年上の莉一がみんなを引っ張っているつもりらしいが、私にはどうしてもそうは見えなかった。
「おい、コラ!!!!!」
校門に向かって歩いていると、後ろから声をかけられた。
いや、違う。
怒鳴られたのだ。
「あ、泉!」
振り返ると眉を寄せていかにも不機嫌ですオーラをだしている男がいた。
名前は、泉(イズミ)
莉一の弟だ。
「お前らどこいくんだよ」
「え?カフェだけど…………」
そう答えると、泉はさらに不機嫌さを増した。
「…………俺も誘えよ…!」
「ほんと泉は未月のこと大好きだよねー!」
莉一の隣からヒョコっと顔を出した愛奈がちょっかいを出す。
「ちが…!バカ女!」
「はぁー?!
私よりバカな泉に言われたくないんだけど!
ほんっっっと生意気!」
小学生の頃から顔を会わせる度にこういう喧嘩ばかりの二人だが、意外と仲良しらしい。
「はいはい、早くマカロン行こっ!」
一応、一番年上の莉一がみんなを引っ張っているつもりらしいが、私にはどうしてもそうは見えなかった。