キャラメル
「よーし!俺もそれにしようかな?」

「えっ?むとは、いつものじゃないの?」
珍しい浮気なんてしたことない
むとなのに。

「1回くらい浮気したっていいだろ?」
なんかこの感じカレカノみたいで
ドキドキが止まらない。

「おばちゃん?クレープの
苺たっぷりクリーム2つ頂戴?」

「あいよー!あらむと君。いつものは?
いいの?!」

「うんたまには、違うの食べたくてさ!」

「2つねはいよ!あっそうだむと君!
明日からバイトお願い出来ないかな?
人が少なくて!」

「全然いいっすよ?」

「ありがとー!助かるよ!」

むととおばちゃんの会話を流しながら
聞いてる私。

それにしてもおばちゃんのクレープ
裁きは、凄かった。
あっという間に出来ちゃうんだもん。

「はいどーぞ!むと君と優ちゃんね!」

「わあーありがとうおばちゃん!」
おばちゃんは、ニコリと笑うと次のお客さんの
注文を受けていた。
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