キャラメル
「確かにむとに似合ってるかもしれない
てかむとの夢初めて聞いた。」
「あっありがとよ!
うんだって言ったのお前初めてだし。」
えっ言ったの私が初めてとか
ちょー嬉しい。
「えー何それ!」
そんな普通な会話なのに話すのが
楽しくて仕方ない。
放課後
私は、言われたままに職員室へ
向かった。
コンコン
「失礼します。」
「おー来たかお前最近成績がた落ちだぞ?」
「はぁー……。」
「気抜きすぎじゃないのか?
来年受験生だろ?今頑張っとかないと
お前の行きたい大学の推薦とれないぞ? 」
…………それは、困る……………。
「はい…気をつけます。」
「じゃぁ今日の罰としてこれを
やってくるように!」
手渡されたものは、3枚の紙。
私の苦手な、国語、社会、英語。
なんてことだーこんなことになるなら
寝なければよかった!!!
私は、テンション下げながら
職員室から出た。
教室に帰ると私のことを待ってくれている
むとがいた。
むとの顔見てたら嫌な気持ちもすぐに
忘れてしまう。