キャラメル
「気づくの遅!本当に優は、馬鹿だな!」

「馬鹿ゆーな!」
普通の私とむとに戻ってる。
さっきの嬉しかった言葉。
私一生忘れないからね!

「あっむとと優だ!」
向こうの方で私と、むとを呼ぶ声。
すぐにわかった。

「美幸!!」
私達を呼んだのは、美幸だった。

「優!すごいじゃんむとと花火大会なんて!
付き合ってんの?」

「美幸ー!しー!大きい声で言わないで!
付き合ってないよ!」

「なーんだ!付き合ってるのかと思った。」

付き合ってたらこんな苦労しませんよ!
そんな夢みたいな話があるはずがない。

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