俺の大嫌いなあの子





なんだ、やっぱ覚えてんじゃん(笑)



「おまえ、久しぶりにあったときはじめまして!って言ったよな?(笑)
あれなんなんだよ(笑)」



俺の言葉にドキッとした顔をする美羽

わかりやすい(笑)





「ちっちがう!あれは…」




「あれはなに?(笑)」




「べつに…」




「言えって」





美羽の華奢な肩が更に小さくなる





「恥ずかしかったから……」






「え?(笑)なんて?(笑)」




少し意地悪をした俺に美羽は顔をあげ、





「久しぶりに会ったらかっこよくなってて恥ずかしかったの!!」




と叫んだ






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