俺の大嫌いなあの子
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一昨日の夜
私は事故にあって
記憶を失った
私の周りには知らない人ばかりで怖かった
なにも思い出せない恐怖
だれのこともわからない恐怖
世界に私は一人ぼっちだった
心の中で叫ぶ
助けて 助けて
そんな私のもとへ現れた 智さん
私の幼なじみだという彼は私をみると大粒の涙を流して私を抱きしめた
『ほんとうによかった』
ってひたすらつぶやいていて
抱きしめられた体から伝わる体温
私の気持ちも溶けていく気がした