俺の大嫌いなあの子






「・・・でっかい」






驚く私の前に広がるのは東京ドームくらいのおっきさがあるんじゃないかと思われるほどの校舎

全体的にビルっぽい

奥行がわからないほど広い

門のデザインはまさにアメリンカン・・・







開いた口が塞がらないでいると、





「おまえ、あほな顔してんぞ(笑)」




といって和也くんが私を指さしている



この悪魔、、





「ちょ、かず…」






そこまで言った私の声をかき消したのは・・・





「「「「「キャーーーーーー」」」」」









女子の割れんばかりの歓声だった、





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