俺の大嫌いなあの子




それから和也と凛ちゃんが触れないようずっと付いて回った



授業中も離れない
休み時間もお昼ご飯も。





お昼ご飯を食べるため屋上にでる


「うわ、めちゃ青空だよ~」



上機嫌の私に和也の冷たい声が響く



「お前、なんなの。いい加減にしろよ」




「え?いいじゃん!今日が最後なんだよ?」


「だからなんだよ」

「最後くらい一緒にいさしてよ!」





和也が思った以上に冷たくて思わず強ばる


すると



「かず!」



凛ちゃんがわたし達を見つけて走ってくる





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