俺の大嫌いなあの子
美羽の一言に思わず笑いそうになる
言い訳にもなってない笑
女ってまぢ怖い(笑)
「ていうか和也好き~♥
もう全部好き~♥」
「うるせ、わかったから」
「いや、絶対わかってないよ!
ほんとに好きなのに~」
そういって美羽は俺の腕に抱きついてくる
その瞬間、背中がゾッとした
俺は逃げるように美羽から離れると
「はいはい、チャイムなるからどけ。」
と冷たく言い放つ
するとすごく悔しそうな顔をして席に戻っていく美羽
あぁ、めんどくさ。
そんな好き好き言ってくんなよ
俺は大嫌いだってゆってんのに。
――― ほんと、邪魔。