【短】《純デビ×ヴァンパイアコラボ小説》 悪魔と天使と人間と吸血鬼
ソッと葵の両肩に手を添えて話しかけると、葵はゆっくりと顔を上げた。


「オレはお前に告白した時も、お前の御両親の操り問題が発覚した時も、葵にちゃんと“好きだ”って言ったよな?」


「……うん……」


「葵の人柄にホレたとも言ったよな?だったらそれを信じて欲しい。確かにトヨフハは魔界じゃモテモテ悪魔だったけど、オレが好きなのもキスしたいのも押し倒したいのも葵だから、心配すんなって」


「ちょっとちょっと!!サラリと爆弾発言しないでくれる!?//////」


ペラペラと語ると、葵の顔がトマトみたいな真っ赤に染め上がる。
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