【短】《純デビ×ヴァンパイアコラボ小説》 悪魔と天使と人間と吸血鬼
半ばキレ気味に叫ぶと、意味の分からないよいしょをされた。


人間界修業、当日……私と雫は同じ学校の同じクラスに、同じ日に転校した。


私は普通に友達出来たんだけど、ぶっきらぼうで一匹オオカミの雫に私がキレて勝負を挑んだんだ。


“どちらが早く一人前の悪魔か天使になれるか”って勝負で、私が勝ったら雫がもっと周りに優しくする。


逆に雫が勝ったらナマイキな口叩いてごめんなさいって謝罪しろって言われてて、結果はボロ負け。


無愛想なのに実は優等生だなんて、詐欺だ!!


だけど私が負けたのは、紛れもない事実なんだよね……
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