木曜日で変われたら…
私は次の日も
その次の日も誰とも口を聞かなかった。
完全に"ハブリ"って
やつだ。
クラスで"ハブリ"扱いをされている人は
私と飯田さんくらいだ。
…いや、
飯田さんは違うか。
彼女の周りにはいつも
オレンジ髪の男子がいた。
なんか、
彼女は嫌がってるらしいけど
誰からも話しかけられない私からしたら羨ましい限りだ。
そんなことは
どうでもよくて、
私はどんどん
学校へ行くことが面倒臭くなった。
要するに
不登校って奴になった。