嗤うペテン師
眠る赤ちゃんを抱き上げる。
私に身を任せ、スヤスヤと眠る姿が愛おしい。


「どうかお幸せに。さようなら」

ベランダから外へ出る。赤ちゃんと共に。



そして、地面に向かい、身を投げた。
< 25 / 38 >

この作品をシェア

pagetop