愛は憎しみに変わって
部屋を出て台所に行くと母が『おはよう』と明るく声を掛けてくれる
優しい母…
『おはよう』と私も答えるが…
母に心配掛けてはいけないと心の闇を隠し苦笑いになってしまう自分に気が付く…
そんな些細な表情で気が付いている母は『最近痩せたね…紀之君の事?』と聞いてくる。
さすが母親
何も伝えなくても解ってしまうんだろう…
いつか私も母のような優しい母親になれたらいいな…
『ダイエットしてるだけだよ』と答えている時に携帯のバイブ…
一気に恐怖心が広がる
[母親になれるかな]などとは程遠い現実…
現実に起きている元彼からのストーカー行為…
夢から現実に引き戻されるメールの知らせ