彼と私の××
葵side
と、瑛太君が説明してくれた。
正直、物凄く恥ずかしい。でも、嬉しいな…ん?嬉しい?なんて考えてると、
「佐藤俺が告ったら、絶対に断れないだろ。好きじゃなくても、佐藤だけそばにいて欲しいと思ったんだ。」
ドキッ なんだろ?ドキドキする。
「だから早く逃げろ。じゃないと、佐藤が想像つかねぇーような、やらしい事すんぞ。」
「ー〜〜!!///」
ギュッ 瑛太君に抱きつく。
「あークソッ///なぁ葵…」
瑛太君が初めて私の名前を呼ぶ。
「"もうぜってぇ逃がさない。"」
――怖い。怖いけど、もぅ嫌じゃない――…。